2005-03-07 ArtNo.35122
◆OCL India、オリッサ州に鉄鋼プラント建設
【ルールケラ】オリッサ州Rajgangpurを拠点にKonark商標のセメントを製造しているOCL India Ltdは、Rajgangpur付近に年産25万トンの総合鉄鋼プラントを設け、鉄鋼ビジネスに進出する。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが3月4日伝えたところによると、OCLは昨年11月にオリッサ州政府と関係覚書を交換した。OCLは204クロー(US$4685万)のプロジェクト・コストを借入と内部資金で賄う方針だ。OCLのV.P. Sood重役(ED)によると、鉄鋼プラントは向こう5年間に段階的に建設される。鉄道の測線も設けられ、工事は2009年までの完成を目指し、既に着手されている。
鉄鋼とセメントの製造施設に石炭を供給するため石炭鉱区のリースを申請した他、鉄鉱山のリースも申請している。
OCLは年産130万トンのセメント製造施設を、年産200万トンに拡張する計画で、これに伴いクリンカーの製造能力も拡張するものと見られる。この他、年間8万トンの耐火材製造施設と同12万トンの海綿鉄製造施設を有する。
創業60年を迎えた2004年3月期の年商は394.56クロー(US$9062万)、純益は22.60クロー(US$519万)を記録、今会計年度の売上は450クロー(US$1.0335億)に達する見通しと言う。
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