2005-02-28 ArtNo.35079
◆今年度のソフトウェア輸出US$173億:NASSCOM
【バンガロール】インドの2004-05年のソフトウェア輸出は目標額を上回る173億米ドルに達する見通しだ。
エコノミック・タイムズが2月26日報じたところによると、ソフトウェア・サービス会社全国協会(NASSCOM:National Association of Software and Service Companies)のKiran Karnik会頭は25日、以上の見通しを明らかにした。それによると、グローバル・ソーシングのメリットがより多くの企業に認識されたことが、ソフトウェア輸出の拡大につながった。アウトソーシング産業の雇用総数も初めて100万人の大台を突破した。2003-04年度のソフトウェア輸出額は128億米ドル、雇用総数は77万人だった。コンピューター・ハードウェア産業規模は、7億米ドルの輸出を含め、60億米ドルに達する見通しだ。
業界筋によると、インドは他のテクノロジー領域でも長足の進歩を遂げた。インド電気通信監督局(TRAI:Telecom Regulatory Authority of India)のデータによれば、携帯電話と固定電話の加入者は今年度内に2300万人以上増加し、9900万人に達するものと予想される。情報技術製造業者協会(MAIT:Manufacturers' Association for Information Technology)のVinnie Mehta常務理事(ED)によると、今年度を通じてコンピューター400万セットが販売され、新規インターネット接続契約は1200万件に達する見通しだ。
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