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2005-02-25 ArtNo.35070
◆スコダ、リライアンスに電力事業EPC契約への共同入札提案
【ニューデリー】チェコ拠点の年商5億米ドルのエンジニアリング会社Skoda Holding ASは、Reliance Groupに、インド国内発電プロジェクトのEPC(エンジニアリング/資材調達/建設)契約を共同で請け負うことを提案した。
インディアン・エクスプレスが2月23日報じたところによると、リライアンスは既に様々な発電プロジェクトのEPC入札に応募しているが、スコダはこうしたプロジェクトにスチーム・タービンや発電機を納入することを目指している。
スコダはまた地元重電機会社Bharat Heavy Electricals Ltd (Bhel)に対しても、共同で欧州、湾岸、アフリカ諸国等の国際EPCプロジェクトに入札することを提案している。
Skoda Holding ASのJiri Zapletal会長兼CEOは22日、BHELのAshok Puri会長兼MDと、同問題を協議した。Zapletal氏によると、リライアンスやBHELとはケース・バイ・ケースで提携する。例えばウッタルプラデシュ州のAnpara発電プロジェクトへの共同入札等、様々なプロジェクトについて話し合った。スコダは技術パートナーとして、スチーム・タービンや発電機のサプライを引き受ける。リライアンスの反応は極めてポジティブで、両社が共同でEPC市場を開拓する機会は大きい。
スコダはリライアンスに限らず、中国や韓国、あるいは欧州の企業と手を結びインドのEPC市場を開拓する用意がある。これらの企業とコンソーシアムを組織して様々な発電プロジェクトに入札することができる。しかしリライアンスにしろBHELにしろ、合弁契約を結ぶ考えはない。
スコダはインドに完全出資子会社、Skoda Power Private Ltdを設ける計画で、当面50人前後のエンジニアを配置する。これらのスタッフの90%はインド人で占められる。また時機を見てインドに製造拠点を設けることも検討すると言う。
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