1995-10-12 ArtNo.3507
◆<星>アライアンス、テーマ・パーク市場開拓に本腰
【シンガポール】アライアンス・テクノロジー・アンド・デベロプメント(ATD)は中国/インド/フィリピンにおけるアンダーウォーター・テーマ・パークの開発交渉を進めるとともに、香港企業CCAインターナショナル(CCAI)と組んで内外におけるクラブ施設の開発に乗り出した。
中国の南京で1250万米ドルのアンダーウォーター・テーマ・パークの開発を手掛けているATDは、目下北京とボンベイにおける各1000万米ドル、マニラにおける1200万米ドルほどの同様のプロジェクト交渉を進めている。
ATDはまたCCAIと対等出資のCCAレジャー・マネージメント・サービシズ(CLM)を設立、アジアにおけるプライベート・クラブの経営とマーケッティングに乗り出した。最初の事業はフォート・カニング・カントリー・クラブ・シンガポールで、フォート・カニング・ヒルのマレーシア軍司令部跡(7000平方フィート)に2800万Sドルを投じ、レストラン/テニス・コート/プール/ジム/温泉等の施設を設ける。1口1万9000Sドルの会員権に対する応募者は1000人の目標を突破しており、次回は1口3万Sドルで500人を募集する計画だ。シンガポールにおけるこの種のビジネスの市場規模は85年の2億1500万Sドルから95年の17億Sドルに拡大したが、会員権取得者は人口の1.2%を占めるに過ぎないと言う。
CLMは向こう3年間に少なくとも5つのクラブを設ける計画で、インドにカントリー・クラブ、ペナンにシティー・クラブ、クアラルンプルにシティー・アスレチック・クラブ、ジョホール・バルにヘルス・スパを開設する予定と言う。(BT,LZ:10/11)
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