2005-02-25 ArtNo.35066
◆TVS Motor、国内と海外に新工場建設、三論車事業も
【チェンナイ】TVS Motor Company(TVSMC)取締役会は23日、インドネシアとヒマチャルプラデシュ州における二輪車製造施設の建設および三輪車事業に380クロー(US$8728万)を投資することを承認した。
エコノミック・タイムズ、ザ・ヒンドゥー、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ビジネス・スタンダード、デカン・ヘラルドが2月23/24日報じたところによると、TVSMCのC P Raman社長は取締役会の会議後記者会見し以上の消息を語った。
それによると、インドネシアのジャワ島に設ける製造施設には、約5000万米ドルを投資する。当初の年産能力は12万台で、タイやベトナムを含むASEAN地域の製造ハブを務める。操業3年目には20万台を販売、5%のシェア獲得を目指す。当面TVSMCが単独で同プロジェクトを進めるが、将来現地パートナーと合弁を組む可能性もある。
ヒマチャルプラデシュ州には90クロー(US$2067万)を投じ、年産能力30万台の二輪車工場を設ける。
この他、カルナタカ州Mysoreの既存工場に100クロー(US$2297万)を投じ、年産能力30万台の三輪車の製造施設を増設する。
これら3件のプロジェクトは何れも12-15ヶ月以内に稼働する。プロジェクト・コストが、380クローを上回る可能性も有るが、HSBCやABN AMRO等の外国銀行からロンドン銀行間出し手金利(Libor)上乗せ90ベイシス・ポイントの年利で1億米ドルの信用限度を認められていると言う。
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