2005-02-21 ArtNo.35039
◆Tata Steel、4月より長期契約価格引き上げ
【ムンバイ】Tata Iron & Steel Company (Tisco)は4月1日から全ての品目の長期契約価格を上方修正する計画だ。
ビジネス・スタンダードが2月18日報じたところによると、Tisco幹部は同紙に以上の消息を語った。それによると、長期顧客との価格交渉を進めており、間もなく最終方針が決まる。
熱間圧延コイル(HRC)の国内スポット市場価格は、運賃/消費税/その他の税を除きトン当たり2万9200ルピー台を上下している。昨年8月にトン当たり2000ルピー値下げしたTiscoは、2005年3月31日まで価格を凍結することを公約して来た。
昨年8月にTiscoに追随して値下げを行ったSteel Authority of India (SAIL)、Ispat Industries Ltd(IIL)、Essar Steel Ltd(ESL)、Jindal Iron & Steel Company (Jisco)等は、今年1月にトン当たり500ルピーほど値上げしている。SAIL、IIL、Jisco幹部は、月間ベースで価格に見直しを加えていることを確認したものの、近く値上げする可能性に関してコメントを控えた。ESL幹部は「我々は四半期ベースで価格を見直しており、現在の価格は3月末まで維持される。4月以降の価格は3月の第4週に決定する」と語った。
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