【ニューデリー】韓国の自動車会社Hyundai Motor Co(現代自動車)は16日、タミールナド州Chennai近郊にインドにおける第2工場を建設すると発表した。
ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ザ・ヒンドゥー、ビジネス・スタンダードが2月16/17日報じたところによると、年産15万台の第2工場はインド国内における急増する需要に応じると共に、域内市場の輸出ハブの役割を担う。これにより同社のインドにおける車両年産能力は2007年までに40万台に拡大する。ちなみにHMILの今年通年の販売目標は、昨年比16%増の25万台で、インド国内自動車市場は2005年に前年比15%増の92万台、2010年には160万台に拡大する見通しだ。
現代自動車のChung Mong-koo会長は、この日Hyundai Motor India Ltd (HMIL)の従業員に以上の消息を語った。それによるとインドの自動車市場は年率12%以上の成長を遂げており、HMILは自動車製造能力の拡張を渇望して来た。新工場は既存工場に隣接して設けられると言う。Chung氏は具体的投資額は明らかにしなかった。
ソウルで発表されたステートメントの中で同氏が語ったところによると、現代自動車は、欧州、南アメリカ、西アジア市場への輸出基地としてインドを利用する計画と言う。