2005-02-16 ArtNo.35004
◆Manipal Acunova、幹細胞研究に進出
【ハイデラバード】それ自身を生物科学臨床試験会社と位置づけるManipal Acunovaは、45クロー(US$1033万)を投資するとともに、幹細胞(stem cell)研究領域への進出を図る。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが2月12日報じたところによると、Manipal AcunovaのD. A. Prasanna副会長兼MDは11日、『BioAsia 2005』の会場でマスコミに以上の消息を語った。それによると、45クローの内、18クローは内部資金で賄い、残りはプライベート・エクイティー・ファンドを利用する。後者に関しては2005年4月までに契約に漕ぎ着けられるものと見ている。ManipalグループはManipal Acunovaの50%以上の権益を専門職や戦略投資家にオファーする方針だ。
Manipal Acunovaは、抗癌剤の臨床試験についてはBiocon India、Pfizer、AstraZenecaと提携しており、カルナタカ州のBangalore/Mangalore/Manipalに関係施設を設ける。Manipalグループは病院や医療施設のネットワークを有し、インド薬品監督総監(DCGI:Drug Controller General of India)の認可も既に取得している。
Manipal Acunovaは契約研究機関としては、バイオ医薬品会社のための創薬(drug discovery)、取り分け基礎生物学/化学領域に照準を合わせる。癌と糖尿病がフォーカス・エリアになる。
幹細胞研究については、ドイツ企業Zanders のためにバンガロールに専門施設を準備している。同施設は4月に稼働、糖尿病、心筋(cardiac muscle)/脊髄(spinal-cord)傷害治療に研究の照準を合わせると言う。
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