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2005-02-14 ArtNo.34997
◆SRF、ＵＳ＄１．４億投じ産業用繊維製造能力を２倍に拡大
【ニューデリー】タイヤ・コード・メーカー、SRF Ltdは、ポリエステル・フィルム製造業者としての地歩を補強するため、2007年3月までに600クロー(US$1.378億)を投資、産業用繊維(industrial fibre)の製造能力を2倍に拡張する。
エコノミック・タイムズが2月11日報じたところによると、ＳＲＦのArun Bharat Ram会長兼ＭＤはＰＴＩ通信に以上の計画を語った。それによると、マドヤプラデシュ州Pithampurにおけるポリエステル・フィルム製造事業に対する160クロー(US$3675万)の投資計画を完了したばかりの同社は、さらに350クロー(US$8039万)を投じマドヤプラデシュ州Gwaliorとタミールナド州Chennaiにおける産業用繊維製造能力を2倍の5万トンに拡張する。ＳＲＦは、向こう5年内に売上を2倍の2200クロー(US$5.053億)に拡大することを目指している。
ＳＲＦは、ナイロン・タイヤ・コード・メーカーとしては第7位にランクされるが、拡張計画が完了すれば、5位に浮上する。とは言え同社は売上の拡大よりは、ボトム・ラインの改善を重視している。ＳＲＦのナイロン・タイヤ・コード製造コストは世界的に最低レベルで、今後も引き続き低コストの維持に努める。生産コストが最低のため、同社のマージンは現在既にベストにランクされるかも知れない。
ＳＲＦは1990年代後半には130クロー(US$2986万)の利子負担に喘いでいたが、その後利子負担は毎年21クロー(US$482万)減少し、今会計年度は約55クロー(US$1263万)の純益が見込める。今年第3四半期の純益は16.38クロー(US$376万)を記録、第4四半期には一層の改善が望めると言う。
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