2005-02-11 ArtNo.34970
◆非農産品市場アクセス交渉に際しては関税問題に照準
【ニューデリー】インドは世界貿易機関(WTO)の非農産品市場アクセス交渉においては、開発途上国の利害に関わる輸出品のピーク関税(tariff peaks)/高関税(high tariffs)/タリフ・エスカレーション(tariff escalation)と言った問題に照準を合わせる。
インディアン・エクスプレスが2月5日伝えたところによると、Kamal Nath商工相は4日、このほどインドを訪れたノルウェーのBorge Brende商工相に対してインド政府の以上の姿勢を明らかにした。
先進国が特定品目に例外的な高関税を課すピーク関税や、付加価値に応じて関税率を引き上げるタリフ・エスカレーションは、途上国の利益を損ねる。したがってこうした戦略は途上国が多国間貿易交渉において公正を実現する唯一の選択肢と言う。
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