SEAnews 2005-02-04 ArtNo.34942

【ニューデリー】LG Electronics India Pvt Ltd (LGEIL)はマハラシュトラ州Pune近郊、Ranjangaon工場に3500万米ドルを投じ、来年初までに完全に国産化された携帯電話端末を発売する。
デカン・ヘラルドとザ・ヒンドゥーが2月2日報じたところによると、ＬＧＥＩＬ消費者用電子製品およびＧＳＭ部門のC M Singh主任は1日催された第三世代(3G)ＧＳＭ携帯端末発表会の席上、以上の消息を語った。
それによると、3500万米ドルの内、3000万米ドルは製造業務に、500万米ドルは研究開発(R&D)業務に、それぞれ投資される、これに伴い携帯電話端末Ｒ＆Ｄ部門のスタッフは現在の115人から2007年までに300人に増員される。
ＬＧはインドに携帯電話製造拠点を設ける最初の企業になる。ＬＧ製携帯電話端末の市場シェアは2003年には3－4％だったが、先ず13－15％に拡大、2006年までに21％のシェア獲得を目指す。
インド政府は3Ｇ携帯電話サービスの周波数帯域(spectrum)を発表していないが、ＬＧＥＩＬは2005年末までにはサービスが開始されるものと予想、この日、他社に先駆け4種類の3Ｇ携帯電話端末－U8110, U8120, U8130 and U8138－を1万6000－3万ルピーで発売した。
目下、ソフトウェア研究所に投資しているＬＧＥＩＬは、同研究所が完全稼働した段階で、Pune工場における携帯電話端末の製造を開始、今年は3万5000－4万セットを製造すると言う。