2005-02-02 ArtNo.34928
◆BSNL、Huawei/ZTEの何れかと携帯端末製造合弁
【コルカタ】国営電話会社Bharat Sanchar Nigam Limited(BSNL)は、CDMA携帯電話端末および固定電話ワイヤレス端末(FWT:fixed wireless terminal)を国内製造する計画で、中国の指導的通信機器メーカー2社、Huawei Technologies(華為技術有限公司)とZTE Corporation(深川中興通信)を合弁事業の潜在的パートナーとしてリストアップした。
エコノミック・タイムズが1月29日報じたところによると、BSNLのAbdul Majid重役(通信機器工場担当DDG)は、ベリタス・インド事務局(BVQI:Bureau Veritas India)が西ベンガル州Kolkata工場にISO 9001認定書を授与した式典後、以上の消息を語った。
それによると、両社から提出された入札意向書(EOI:expressions of interest)をベースに最終方針を間もなく下す。オーナーシップや出資構造は未定だが、50:50の対等出資方式がオプションとして検討されている。CDMA端末はBSNLの既存工場の1つで製造される見通しだ。
消息筋によると、BSNLの既存工場を新合弁事業に利用することはまだ決定された訳でなく、別のプレーヤーがEOIを提出する可能性も依然として存在する。BSNLは現在マハラシュトラ州Mumbai、西ベンガル州Kolkata、オリッサ州Gopalpur、マドヤプラデシュ州Jabalpur、チャッティースガル州Bhilai、西ベンガル州Kharagpurに7工場を擁し、生産レベルの引き上げを図っている。取り分け移動体通信用タワーの50%の社内需要を満たすため、この種のタワーを年間1万ユニット生産する必要があると言う。
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