2005-01-28 ArtNo.34906
◆ActisのSwaraj Mazda公開買い付けに低調な反応
【ニューデリー】Commonwealth Development Coporation (CDC)からスピノフしたプライベート・エクイティー・ファーム、ActisによるSwaraj Mazda Ltd (SML)の25%のシェア公開買い付け提案に対する反応は低調で、1月17日の締め切りまでにActisの直接・間接の持ち分は12.6%から18%近くに拡大したにとどまった。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが1月25日報じたところによると、Actisが買い付け価格を途中で1株315ルピーから400ルピーに引き上げたにも関わらず、投資家らはSwaraj Mazdaを巡る最近の新展開から株価がさらに上昇すると判断、公開買い付けに応じなかったものと見られる。
SMLの29.04%のシェアを握るPunjab Tractorsは、このほど同持ち分の半ばを住友商事の求めに応じ売却する方針を明らかにした。同売却が実行されれば、住友商事の持ち分は現在の10.41%から25.4%に拡大、最大株主になる。ちなみにCDCは最近、Punjab Tractorsの支配権益を手に入れている。
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