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2005-01-28 ArtNo.34904
◆Whirlpool会長、市場の成長に期待
【ニューデリー】Whirlpool CorpのJeff Fettig会長(社長/CEO兼務)は、2004-05年上半期に60クロー(US$1378万)の純損失を計上したインド子会社の黒字転換の時期に関して「来年、あるいは2年後」と即答したが、インド子会社の過去数年の不振については、説明に多少時間を要した。
エコノミック・タイムズが1月26日報じたところによると、5年前にWhirlpoolのCOO(chief operating officer)を務めていたFettig氏は、同紙のインタビューに対してインド子会社のトップ・ラインを1000クロー(US$2.3億)から3倍に拡大すると抱負を語ったが、カレンダー・イヤー2004年の年初9ヶ月のWhirlpool Indiaの純売上(net sales)は709クロー(US$1.63億)にとどまった。この点に関してFettig会長は、「環境は変化した。市場は昨年、あるいはここ数年も比較的良好な成長を遂げたが、当初予想したほどではなかった。加えて新たな競争者が登場した。これらの競争者は激しい値下げ攻勢を展開している。また材料コストの上昇と言った短期的な挑戦も存在する」と語った。
昨年夏にWhirlpool本社の会長およびCEOに就任したFettig氏によると、Whirlpool Indiaの成長の機会は依然として大きい。洗濯機、冷蔵庫、ルーム・エアコン、電子レンジ等の主要製品に照準を合わせ、ブランド・イメージの向上と製品品目の拡張を図る。新製品紹介の周期を速め、流通網を改善し、市場の拡大を上回る成長を実現する。昨年進出した台所製品市場における活動は継続する。白もの市場には過当競争が顕在化しており、間もなく調整期が訪れるものと見られる。最良の製品を有するものは成長し、それ以外のものは淘汰される見通しと言う。
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