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1995-02-02 ArtNo.349
◆＜星＞昨年の製造業投資約定額Ｓ＄５８億、過去最高記録
【シンガポール】シンガポールの昨年の製造業投資約定額は、前年の39億Ｓドルを49％上回る過去最高の58億Ｓドルに達し、コスト上昇で投資センターとしての魅力を失いつつあるとの懸念を払拭した。
経済開発局(EDB)のフィリップ・ヨー会長が、先週金曜(1/27)の年次報告書発表会で語ったところによると、94年の投資は将来の持続的な成長を約束する高付加価値投資が大きな比重を占め、質的にも満足のいける内容を備えていた。シンガポールの主要競争相手国には韓国と台湾が上げられ、マレーシアもシンガポールに急速に追い付きつつあるが、同国もいまや人手不足で外国人労働力に依存している。ＥＤＢの今年の目標は、高付加価値投資の誘致維持、国家生産性局(NPB)等と協力した労働力の質的向上や製造業の強化、“リージョナライゼーション2000”計画を通じた域内経済との連携強化、国際ビジネス・ハブとしての地位強化、地元企業の改善が上げられると言う。(ST,BT,LZ:1/30)
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