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2005-01-28 ArtNo.34897
◆肥料補助の支払い停頓で肥料供給ストップ?
【ニューデリー】肥料産業に対する補助が中央政府の新たな問題として浮上している。資金難から政府は昨年11月以来尿素肥料部門に対する補助(concession)支払いを停止している。
エコノミック・タイムズが1月26日、政府筋の消息として報じたところによると、このことは今年度の補助請求額の激増を示しているだけでなく、何らかの対策が講じられないなら肥料供給に深刻な影響が生じることを意味している。
P Chidambaram蔵相は先週、同問題に関する肥料業界の優先陳情書(priority letter)を受け取った。消息筋によると、肥料業界に対する膨大な未支払いは、2004-05年予算見積もりの見直しを通じて調整される他ない。
中立的な評価によれば肥料補助予算を4000クロー(US$9.187億)ほど増額する必要があり、政府の2004-05年度見積もり額1万2662クロー(US$29.081億)は過小評価だったことが分かる。統制が解除された燐酸二アンモニウム(DAP)と塩化カリウム(MOP)に関しても支払いが滞っている。昨年11月分の補助はこれまでに50%が支払われたに過ぎない。
肥料産業調整委員会(FICC:Fertiliser Industry Coordination Committee)は2004年11月の尿素補助の内、運賃相当額だけを支払っており、インプット・コストに対する支払いも2004年10月以来一部滞っている。
肥料補助(fertiliser subsidy/concession)の見積もり額が実際の支払い額を下回り、年度末以前に割り当て予算が底をついたのは、今回が初めてではない。2003-04年の尿素補助予算は、前年の支払額7790クローを下回る7555クロー(US$17.35億)に設定されたが、結局8139クロー(US$18.69億)に上方修正された。このため2003年11月以降、尿素補助の支払いが滞り、肥料業界は深刻な流動性問題に直面した。
2004-05年には、原料、中間財の国内価格と国際価格、そして完成品の国際価格が大幅に値上がりしており、また2004-05年の肥料補助予算の大きな部分が、前年度の未支払い分の支払いに当てられたことが、現在直面する資金不足の主因と言う。
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