2005-01-24 ArtNo.34869
◆RelianceのUP州3740MW発電計画遅延
【ムンバイ】Reliance Energy Ltd(REL)は19日、ウッタルプラデシュ州Dadriに1万クロー(US$22.967億)を投じて建設する3740MW(メガワット)のガス火力発電所の目標完成期日を2008-09年に繰り延べると発表した。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインとエコノミック・タイムズが1月19/20日、RELの証券取引所への報告を引用し伝えたところによると、同プロジェクトは当初2007-08年の稼働を予定していた。建設が予定される新発電所は、Reliance Industries Ltd(RIL)がKrishna-Godavari(KG)海盆で発見したガス田からガスの供給を受けることになっているが、RILはこれ以前にKG海盆におけるガスの商業生産が1年遅延し、2008年に開始されると発表した。
しかし、RELは「他のソースからガスの供給を受けることができるなら、早めにプロジェクトに着手でき、少なからぬ多国籍ガス生産会社が、同プロジェクトへのガス供給に強い関心を示している」と付言している。しかし他のソースから供給を受ける際は、コストにも見直しを加える必要が生じるものと見られる。RELはこれ以前にDadriプロジェクトに対するガス供給の国際入札を募集している。
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