2005-01-24 ArtNo.34866
◆HPCL、パンジャブ州製油所プロジェクトに近く着手
【ニューデリー】国営石油会社Hindustan Petroleum Corporation Ltd(HPCL)はパンジャブ州Bhatindaに年間原油処理能力900万トンの石油精製施設を設ける計画に近く着手する。
ビジネス・スタンダードが1月19日報じたところによると、HPCLのM B Lal会長はこのほど催された『Petrotech-2005』会議の会場で以上の方針を語った。それによると建設地はBhatindaに決めており、パンジャブ州政府の税制優遇措置が望める。工事は着工後36ヶ月で完成する。投資額は9000クロー(US$20.67億)と見積もられ、必要資金は借り入れと内部資金で賄う。
HPCLは向こう5年間に1万1000クロー(US$25.26億)の資本支出を予定しており、2005-06年の資本支出は、今会計年度の1000クロー(US$2.297億)から2000クロー(US$4.59億)に拡大する。
HPCLはマハラシュトラ州Mumbaiとアンドラプラデシュ州Visakhapatnamに2製油所を擁し、合計キャパシティーは年間1300万トン。2005-06年の原油輸入量は今会計年度と同レベルの950万-1000万トンと見積もられる。輸入原油の70%はターム契約ベースで、来年の必要量のほとんどは契約済み。主要な輸入先はサウジアラビア、アラブ首長国連邦、イラクと言う。
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