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2005-01-19 ArtNo.34861
◆Timken、インドにおけるソーシングを2倍に拡大目指す
【バンガロール】米国を拠点にする年商55億米ドルの大手ベアリング会社Timken Coはインドにおけるアウトソーシングの額を3-4年内に2倍の約5000万米ドルに拡大する計画だ。
エコノミック・タイムズとヒンドゥー・ビジネス・ラインが1月17/18日伝えたところによると、Timkenの現在のインド・ビジネスは5000万米ドルほどで、国内販売と輸出がほぼ半々になっている。このほど、Timken India Ltd(TIL)のマネージング・ディレクター兼CEOに就任したGorden Robinson氏が14日マスコミに語ったところによると、同社製品の国内市場は成熟し、品質と経済性を備えた輸出ハブとしてのインドの重要性も増している。TILのビジネスは過去2年間健全な二桁成長を続けており、こうした基調は今後も維持されるものと見られる。取り分け輸出は過去3年間に50%の成長を遂げた。2003年の国内販売の伸びは、9%にとどまったが、輸出は43%拡大した。こうした中で同社は今会計年度にかなりの投資を行い、製造能力を拡張する計画だ。
TILのStuart Nichols重役(Bangaloreテクノロジー・センター担当GM)によると、米国以外のソーシングは主にインドと東欧で行われている。中国は大きなビジネスの潜在性を有するが、品質や納期の点で最良のソーシング拠点とは言い難い。インドでは商用車と大型車ばかりでなく、最近は二輪車市場にも注目、カルナタカ州Bangaloreに800万米ドルを投じて設けたエンジニアリング施設を通じ、新製品を開発する可能性を検討している。昨年4月にオープンした同センターはグローバル・ビジネスの重要な役割担う予定で、スタッフも増員していると言う。
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