【コルカタ】Steel Authority of India Ltd (Sail)原料部門のカレンダー・イヤー2004年の塊鉱(Lump)および粉鉱石(fine ore)の生産量は1275万トンと、過去最高をマークした。
エコノミック・タイムズが1月17日報じたところによると、コークス用炭の深刻な不足で鉄鋼生産全体が影響を受ける中で、鉱山の生産量は前年比1.8%成長した。取り分け最も古いMeghahatuburu鉱山とBolani鉱山の2004年の生産量は3.85%と2.71%の成長を見、何れも過去最高の359万トンと330万トンを記録した。またBarsua鉱山の生産量は前年比9.7%増の120万トンに達した。しかしKiriburu鉱山の生産量は前年並みの360万トンだった。
西ベンガル州Kolkata拠点の同社原料部門は、全国に点在する大部分の傘下鉄鉱山、石灰岩鉱山、苦灰石鉱山の操業を統括、Bokaro/Durgapur/Rourkela鉄鋼プラントの需要に応じている。2005年にはBolani鉄鉱山の操業レベルをさらに引き上げる計画だ。同鉱山には毎時600トンを処理可能な、粉砕/選鉱設備の据え付けが進められており、荷役施設も拡張中と言う。