1995-10-10 ArtNo.3484
◆<馬>サプラ子会社、新システム/データ・ベース発表
【ジュネーブ】サプラ・ホールディングズSdn Bhd子会社のサプラ・アドバーンスト・システムSdn Bhd(SAS)はジュネーブで開催されたテレコム95展示会の会場でウィンドウズ95バージョンのエグゼクティブ・デスクトップ(XD)及びフロント・エンド・システムのエグゼクティブ・インフォメーション・システム(EIS)、大規模なデータ・ベースから必要な情報を手軽に引き出せるナリッジ・ディスカバリ・データベース(KDD)を発表した。
サプラ・ホールディングズのシュコル・カリム重役(ED)によると、同社はクアラルンプルで近く開かれるITX95を機に、ウィンドウズ95バージョンの32ビットXDを市場に投入する計画だ。元々マッキントッシュ用に開発されたXDは、これ以前にウィンドウズNTに対応できるよう改良されている。XD95はマッキントッシュ・バージョンを上回る機能を備えており、OLE2.0に対応、またKDDを装備すれば、更に高付加価値の拡張機能を発揮することができる。
KDDはODBC対応のあらゆるデータベースからデータを引き出せるルール・ベースのシステムで、単独でも使用可能だが、XDをフロント・エンド機として使用することにより、その機能を十分に発揮できる。KDDは目下サプラ・デジタル社のPCN電話サービスを用いて実地テストされており、同テストが完了後商業生産される。目下のテストでは移動電話の利用パターン等、マーケッティング情報の収集、整理に利用されているが、スケジューリング、直販、人材管理等、様々な用途に活用できる。テレコム95会場では多数の多国籍企業がKDD及びXDに強い関心を示したと言う。(コンピュータイムズ:10/9)
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