SEAnews 2005-01-17 ArtNo.34836

【アーマダバード】Reliance Industries Ltd (RIL)は1万2000－1万5000クロー(US$27.56億－34.45億)を投じてグジャラート州に港湾ベースの特別経済区(SEZ)を設ける。
ビジネス・スタンダードが1月13日伝えたところによると、ＲＩＬのMukesh Ambani会長兼ＭＤは12日催された『グジャラート国際投資家首脳会議(Gujarat Global Investors' Summit)』の席上、以上の計画を披露するとともに「全天候型港湾とＳＥＺをPipavavもしくはDahejに開発する。両地の何れにするかは、州政府の決定に従う」と語った。州政府筋によると1ヶ月以内にロケーションに関する方針を決めると言う。Ambani氏は、「ＲＩＬは、港湾ベースのＳＥＺを含め、グジャラート州政府と3つのイニシアチブを進めて来た」と語った。
Ambani氏はプロジェクトの投資規模を明らかにしなかったが、州政府のD Rajagopalan総務部長(principal secretary)によると、ＳＥＺの開発コストは1万2000クロー以上と見積もられ、1万5000クローに達する可能性もある。州政府は既に原則的にプロジェクトを承認しており、首席大臣自身が陣頭指揮を執り、レッド・テープを排除することを約束している。またMukesh Ambani会長側近によると、ＳＥＺは化学パークとしても機能すると言う。
DahejにはOil and Natural Gas Corporation(ONGC)もＳＥＺを設けることを計画しており、競合する可能性があるが、ＲＩＬと州政府の話し合いにより、最終方針を決めるものと見られる。ＲＩＬは少なくとも12バースを擁する港湾を開発する計画と言う。