SEAnews 2005-01-14 ArtNo.34827

【ハイデラバード】Tata Iron and Steel Company Ltd(Tisco)はアンドラプラデシュ州の港湾都市Visakhapatnam(Vizag)に6000クロー(US$13.78億)以上を投資する可能性を検討している。
ビジネス・スタンダードが1月11日、アンドラプラデシュ州政府筋の言として報じたところによると、TISCOのB Muthuraman重役(MD)は8日、アンドラプラデシュ州のYS Rajasekhara Reddy首席大臣と会見、同州における投資計画について話し合った。Botcha Satyanarayana大規模産業部長によると、Muthuraman氏は鉄鋼プラント建設のため、4000エーカーの土地提供と、基礎インフラの整備を州政府に要請した。Tiscoはインフラの整備が約束されるなら、6000クロー以上を投資する意向を表明しており、同投資規模からすれば、年産300万トンの鉄鋼プラントを建設できる。
州政府はTiscoの提案を歓迎、可能な限り支援を提供する方針だ。Tiscoは同鉄鋼プラントに必要な鉄鉱石をチャッティースガル州もしくはオリッサ州から取り寄せる可能性を検討しているようだ。
Tiscoはまた、Vizag以外の地域、取り分け北部海岸地帯への投資にも関心を見せており、マンガン鉱の採掘が投資領域の1つと見られる。