2005-01-12 ArtNo.34811
◆TVS、かつての2ストローク市場開拓梃子にシェア挽回
【ニューデリー】地場二輪車メーカー、TVS Motor Company Ltd(TVSMC)は、市場戦略の一環としてエントリー・レベル・バイク“Star”の小規模都市や内陸部における販促を通じ、シェア挽回を図る。
エコノミック・タイムズが1月8日、消息筋の言として伝えたところによると、近くStar改良バージョンの発売を予定するTVSMCは、CT-100やCD-Dawnの主要市場と目される地域に照準を合わせている。TVSMCは、かつての2ストローク・バイクMax100Rの市場で月間2万5000台を販売する一方、近く発売予定のStar deluxを別に2万台販売、これによりモーターバイクの月間総販売台数を9万5000台に拡大する計画だ。同社はStarだけで少なくとも月間4万台の販売を目指している。
BajajがCT-100を発売、Hero Honda Motors Ltd(HHML)のCD-Dawnの市場支配に挑戦して以来、エントリー・セグメントは、血で血を洗う激戦地と化した。こうした中でTVSMCは、Starの改良バージョンを通じ、Maxのかっての地盤奪還を図ると言う。
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