SEAnews 2005-01-12 ArtNo.34810

【ハイデラバード】ドイツの自動車メーカー、Volkswagenはアンドラプラデシュ州の港湾都市Visakhapatnamに工場を設ける方針を決めた。同社取締役会は1月17日に会合し、同方針を承認する見通しだ。
ビジネス・スタンダードとヒンドゥー・ビジネス・ラインが1月8日伝えたところによると、プロジェクト・コストは5800クロー(US$13.32億)、内、第1期投資額は1500クロー(US$3.445億)と見積もられる。フォルクスワーゲンは地元パートナーと51：49の合弁を組むが、パートナーの名は明らかにされていない。アンドラプラデシュ州政府も、フォルクスワーゲンの求めに応じ、名目的出資を引き受けた。
フォルクスワーゲンのインド業務担当主任、Helmuth Schuster氏は7日、州政府担当者との6時間に及ぶ会議後、Y S Rajasekhara Reddy首席大臣と会談した。州政府筋によると、プロジェクトの詳細は1月18日に発表される予定だ。
州政府は、300エーカーの土地を無償提供する他、優遇レートによる当初3年間の電力供給、免税措置、優遇料金による水供給等を認めたもようだ。