2005-01-10 ArtNo.34793
◆味の素、Albert Davidと技術・マーケッティング契約
【ムンバイ】味の素は、西ベンガル州Kolkata拠点のGD Kothariグループに属する製薬会社Albert David Ltd(ADL)と技術供与およびマーケッティング契約を結んだ。
エコノミック・タイムズが1月7日伝えたところによると、味の素はADLにアミノ酸ベースの製品を開発する技術・ノーハウを提供するとともに、味の素の製品をインドで販売する権利を認めた。
味の素は、これ以前に子会社Roussel Morishita Coを通じ、結晶アミノ酸煎出技術をADLに提供して来た。ADLは、特殊製剤(speciality formulations)、ハーバル薬品、使い捨て注射器、注射針、原末(bulk drug)、静脈注射薬等の製造に乗り出すとともに、研究開発(R&D)領域への投資拡大を準備している。同社は研究請負契約を結ぶため、米国、カナダ、欧州方面の製薬会社と商談を進めていると言う。
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