【ニューデリー】インドの輸出貿易相手国としての日本の順位は1993-96年の間の2位から、2002-04年の間の7位に後退した。
エコノミック・タイムズが1月3日、応用経済調査全国委員会(NCAER:National Council for Applied Economic Research)の最新レポート『Macrotrack』を引用し報じたところによると、米国はインドの商品輸出および非石油製品輸入の約5分の1を占めトップ貿易パートナーにランクされる。しかしインドの総輸入に占める米国のシェアは1990年代初の14%以上から最近の9%前後に持続的な縮小を見ている。これに対して中国のシェアは7%に拡大、順位も7位から3位に上昇した。また1999-2004年の間のインドの輸出成長率は平均10.5%だったが、対中輸出は同期間に60.8%の伸びを見た。
米国、アラブ首長国連邦、香港、英国、中国、ドイツ、ベルギー、日本、イタリアの9カ国に対する輸出額が、インドの2000-04年(5年)の輸出総額の56%を占めた。