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2004-12-24 ArtNo.34774
◆Cadila、イタリア企業と抗高血圧薬のライセンス交渉
【ニューデリー】グジャラート州Ahmedabad拠点のCadila Pharmaceuticals Ltd(CPL)は、イタリアのMenariniグループと、後者の抗高血圧薬“Nebivolol”をインド市場で販売するライセンス交渉を進めている。
エコノミック・タイムズが12月21日伝えたところによると、CPL筋は同紙に以上の消息を語った。それによると交渉が妥結するならCPLは、2005年1月以降、Menariniの特許権がインドで保護されるようになっても、引き続きβ1遮断薬を国内で販売できる。Menariniグループは今のところインドでNebivololを販売していない。同グループはNebivololの北米とカナダを除く多くの国における販売権をJanssen Pharmaceutica NVから買い取った。
β1遮断薬の国内市場規模は7クロー(US$158万)だが、250クロー(US$5654万)の国内市場規模を有する従来のβ遮断薬に比べ多くの優れた特徴を備えている。愛煙家、喘息患者、糖尿病患者も安全に服用でき、性欲も減退させない。昨年Nodonブランド名で同薬を発売したCPLは、現在2クロー(US$45万)の売上を来年度は20クロー(US$452万)に拡大することを目指している。β1遮断薬ジェネリック・バージョン市場にはこの他、TorrentのNebicardやNicholas PiramalのNebutaが存在する。
CPLはそのジェネリック薬品が本来の発明者の特許権を侵犯しないものと信じているが、インドの特許権法案の見通しが不透明なことから、特許権所持者のライセンスを取得するのが最も安全な選択肢と判断したと言う。しかし同筋は目下交渉中のライセンス契約の条件に関してはコメントを控えた。
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