2004-12-24 ArtNo.34770
◆テレコム産業、外資導入通じてUS$340億投資目標達成
【ニューデリー】インドが向こう3年間に電話ユーザーを2億-2億5000万に拡大するには1兆-1.5兆ルピー(US$230億-340億)の投資を必要とする。こうした投資は外資の導入により初めて実現できる。
インディアン・エクスプレスが12月22日伝えたところによると、この日の国会審議の席上、連立政権の友党や野党から何故テレコム・サービスの外資上限を49%から74%に引き上げようとするのかと質問されたDayanidhi Maran電気通信相は以上の見通しを語った。
連立政権に閣外協力する左派政党はセキュリティー問題から戦略部門の外資上限引き上げに反対している。Maran氏によると、同問題は閣僚グループにより討議されており、政府は専門委員会の提案を検討した後、間もなくその立場を明らかにする。インドには現在携帯電話ユーザー4700万人以上と、固定電話ユーザー約4500万人が存在する。携帯電話ユーザーは来年末までに2倍に拡大する見通しだ。
過去3年間。公共・民間部門のプレーヤーらは全国的な電気通信ネットワークを構築し、未開拓需要の掘り起こしを図って来た。しかしこれらのプレーヤーはより低コストな資金を導入しハイコストな拡張計画を推進する必要に迫られている。しかし国内資本市場は低コスト資金需要に応じる力を備えていない。このためFDIの導入を拡張する必要があると言う。
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