2004-12-24 ArtNo.34768
◆Satyam、グリッド・コンピューティングに照準
【チェンナイ】地元情報技術(IT)企業大手Satyam Computer Services Ltd(SCSL)はグリッド・コンピューティング業務を開始するとともに、米国拠点の指導的なグリッド・ソリューション・プロバイダー、United Devices Incと手を結んだ。
ヒンドゥー・ビジネス・ライン、エコノミック・タイムズ、ザ・ヒンドゥーが12月22/23日伝えたところによると、SCSLは21日以上の声明を発表した。SCSLのG B Prabhat取締役(コンサルティング&法人ソリューション担当)によると、SCSLはグリッド・コンピューティングに関わるコンサルティング、デザイン、導入、転換、保守サービスを提供する。タミールナド州Chennaiにグリッド・コンピューティング施設を設置したSCSLは、指導的製品ベンダーとの提携を図っている。SCSLはグリッド・コンピューティング施設の設置とプロットタイプの開発に既に多額の投資を行ており、チェンナイにおける施設のスタッフは数年内に100人前後に増員される。
グリッド・コンピューティングは、追加投資を必要とすることなくコンピューティング・リソースの利用を最大限に拡大でき、ライフサイエンス、政府、金融サービス、地球科学、製造業等の領域に応用できる。SCSLはこれらの領域における半ダースほどのプロットタイプを既に開発しており、間もなく様々なグリッド・コンピューティング・ツールのカスタマイズに乗り出すと言う。
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