2004-12-24 ArtNo.34765
◆Tata/Honda、上半期の乗用車市場シェア拡大
【ムンバイ】一連の新モデルの発売に刺激され、乗用車販売の好調が続く中で、Tata Motors、Honda、Toyota、Ford、Marutiが、今年上半期(2004/4-9)に市場シェアを拡大もしくは維持した反面、Hyundai、Hindustan Motors、General Motors、Fiatはシェアを縮小させた。
エコノミック・タイムズが12月22日報じたところによると、マーケット・リーダーMarutiは、乗用車市場における54%のシェアを維持した。Tata Motorsは昨年同期の14.9%から16.7%に、Honda Sielは同2%から4.1%に、Fordは同2.5%から2.6%に、それぞれシェアを拡大、Toyotaは1.2%のシェアを獲得した。HondaはCity新バージョンやAccordの健闘に加え、CR-V販売のスパートでシェアを拡大した。
Hyundaiのボリューム販売は8万8959台と、昨年同期比4%増にとどまり、市場シェアは17.9%から15.5%に縮小した。AmbassadorとLancerの製造・販売を手掛けるHindustan Motorsのシェアは昨年同期の1.9%から1.6%に、Fiatは同1.6%から0.8%に縮小した。
今年上半期の乗用車販売は全体として前年同期比22%増の53万台を記録した。乗用車販売は、堅調な経済成長、低金利融資、値引き・景品プロモーションに支えられ、15ヶ月にわたり好調な成長を維持しているが、マハラシュトラ州Mumbai拠点のアナリストは、「乗用車メーカーは、インプット・コストの上昇と競争の過熱で引き続き営業マージンの下降圧力を受けている」と語った。
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