【ニューデリー】TCL CommunicationとAlcatelの55:45の合弁に成る香港ベースのTCL & Alcatel Mobile Phones Ltd(TAMPL)は、インドに携帯電話端末の製造施設を設ける可能性を検討している。
インディアン・エクスプレスとエコノミック・タイムズが12月21日伝えたところによると、TAMPLのMazing Tannerカントリー・マネージャー(インド&バングラデシュ)は、このほど記者会見し以上の計画を語った。それによると、TAMPLは1800万人のユーザー・ベースを有するインドGSM(global system for mobile communications)端末市場におけるシェアを現在の2%から来年までに6-7%に拡大することを目指している。TAMPLはこれまでに3000-1万3000ルピーの携帯端末7モデルをインド市場に投入したが、2005年には2000-2万6000ルピーの20モデルを新たに紹介する。これらは全てGSM方式を採用している。TAMPLは2005年にはインド、中国、ブラジル、ロシアの開拓に照準を合わせる。インドにおけるマーケッティング及び広告活動には2005年を通じて200万-300万米ドルを投資すると言う。