SEAnews 2004-12-22 ArtNo.34752

【ニューデリー】Hotline Groupは合弁会社Hotline Glassの14.44％権益を台湾企業Picvueから買い取り、その持分を58％に引き上げた。買収価格は不明。Picvueは世界有数のＬＣＤ製品メーカー。
エコノミック・タイムズが12月20日報じたところによると、Hotline Glassはテレビ用ブラウン管のガラス・ファンネルを製造しており、一般投資家が25％、残りのシェアは機関投資家と民間法人が握っている。Hotline GlassのD C Mathur取締役によると、Hotline Glassの持分引き上げは、グループ統合化計画の一環で、これによりHotline Glassの外国人持分買収が完了、またプロモーター、Anil Gupta氏のグループ支配が拡大した｡
Hotline Groupは、Hotline Wittis Electronics及びHotline Wittis Display Devicesの香港ベースの合弁パートナー、Wittisを昨年買収、2年前にはLG Hotline CPTのＬＧ持分を買い取った。これら3企業は今ではHotline Group内の非公開企業になっている。
Hotline GlassはHotline Groupの上場企業2社中の1社で、総額200クロー(US$4523万)の拡張計画を進めている。
もう1社の上場企業Hotline Teletube & Componentsはガラス・ファンネルの製造を手掛け、目下ガラス・パネルの製造施設を増設している。現在までのところVideocon Internationalがインド国内でただ1社ガラス・パネルの製造を手掛けている。マドヤプラデシュ州Malanpurの既存工場に設けられるガラス・パネル製造施設は来年稼働する。来年は世界的にガラス・パネルの供給逼迫が予想されることから、新製造施設はグループ売上に大きく貢献するものと期待されると言う。