【ニューデリー】マレーシアのDatuk Seri Abdullah Ahmad Badawi首相は、インドとマレーシアが自由貿易協定(FTA)を結び、両国間の経済・貿易協力を強化する必要を指摘した。
インディアン・エクスプレス、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、デカン・ヘラルドが12月20/21日報じたところによると、インド商工会議所連盟(FICCI:Federation of Indian Chambers of Commerce and Industry)とインド産業連盟(CII:Confederation of Indian Industry )が20日共催した会議の席上、バダウィ首相はインディアン・ビジネスマンに両国FTAの利益を最大限に拡大するための枠組みを提案するよう求めた。それによると、両国業界の願望をFTAに反映させ、FTAをより価値あるもの、運用可能なものにするため、同相はインド/マレーシア双方のビジネスマンの希望を聞くことを望んでいる。両国間金融システムの欠陥等、FTAの効率的な運用を阻害する全ての障害を取り除く必要がある。インドの機械/工学/製薬/ハイテク/ナレッジ産業領域の強みとマレーシアの教育/観光/保健サービス/金融/生物工学/高付加価値農業領域の強みに照準を合わせることにより、二国間関係を一層強化することができると言う。
両国企業はこの日、情報技術(IT)/製造業/衛星通信/インフラ開発/空港管理/教育/生物科学研究開発(R&D)関連の覚書を交換した。これらの企業(団体)とは、1)Ara Techniz Sdn Bhd/CMC Ltd、2)MEASAT/Antrix Corporation Ltd、3)Malaysia Airports Holdings Bhd/Hyderabad International Airport Ltd、4)Inforvalley Life Sciences Sdn Bhd/Institute of Bioinformatics and Applied Biotechnology、5)Sistem Kompakar Sdn Bhd/Doxport Technologies Sdn Bhd/Konkan Railway Corpn India、6)Indofocus Sdn Bhd/Indian Gas Ltd、7)SAL Group of Colleges/Biosciences Research Institute、8)SAL Group of Colleges/KLR Technologies India Pvt Ltd、9)Malaysia Institute of Integrative Media/Learnet India Ltd、10)Astro All Asia Networks Plc/Sun TV Pvt Ltd、11)PIKOM/Nasscom。