【ニューデリー】インド政府は中国から輸入されるピラゾロン誘導体PMP(1-Phenyl-3- Methyl-5-Pyrazolone)に対する反ダンピング調査に乗り出した。
エコノミック・タイムズが12月17日報じたところによると、Prima ChemicalsとPolygon Chemicalsの訴えに基づき調査を開始した反ダンピング及び関連税総局(Directorate General of Anti-Dumping and Allied Duties)は、ダンピングの一応の証拠(prima facie evidence:反証がない限りそう推定するということ)が存在し、国内産業に大きな打撃を与えたことが確認されたとしている。調査対象期間は2003年4月1日から2004年3月31日まで。
PMPは染料/製薬業界においてanalgin/油溶性染料(solvent dyes)/顔料の製造に用いられている。