SEAnews 2004-12-20 ArtNo.34743

【ニューデリー】国営ガス供給会社GAIL (India) Ltdは、国内のパイプライン網を統合し、メガ炭化水素輸送会社を設立することを提案した。
インディアン・エクスプレスとヒンドゥー・ビジネス・ラインが12月17／18日、ＧＡＩＬのステートメントを引用し伝えたところによると、ＧＡＩＬのProshanto Banerjee会長兼ＭＤは、計画委員会(Planning Commission)と全国製造業競争力委員会(NMCC: National Manufacturing Competitiveness Council)に書簡を呈し、以上の提案を行った｡
ＧＡＩＬは公共部門の石油会社を垂直統合する計画が持ち上がったことに触発され、以上の提案を行ったもの。Banerjee会長の12月14日付け書簡によれば、政府が所有する独占的なパイプライン会社を組織するなら、全てのパイプライン・ユーザーが平等にパイプラインを利用できるようになる。また土地使用権(ROU:Right of Use)を適切にシェアし、全ての陸上パイプラインの開発を良好に調整できる他、操業や保守のための支出や税制上の便宜を最適なレベルに管理できると言う。