2004-12-15 ArtNo.34714
◆Hotline、US$1.4億投じブラウン管製造能力拡張
【ニューデリー】インド最大のブラウン管メーカー、Hotlineグループは製造能力の拡張に620クロー(US$1.40億)を投じ、業務の後方統合化を図る。
エコノミック・タイムズが12月13日伝えたところによると、年商1500クロー(US$3.39億)のHotlineグループは同拡張計画の下、ガラスパネルの製造に乗り出す。Hotline Glass Ltdを通じたガラスパネル製造計画には200クロー(US$4523万)が投資され、拡張計画後、マドヤプラデシュ州Malanpur工場の従業員は8500人に1500人ほど増員される。Hotlineグループは英国の設備会社LG.Philipsと、3年間の支払い据え置き条件付き、機械購買契約を結んだ。ガラスパネルの生産は来年開始される。
目下、TV及びコンピューター・モニター用ブラウン管を年間800万ユニット製造する能力を有するHotlineは、2005年までに年産200万ユニットの製造ラインを増設する。
Hotlineは、60クロー(US$1357万)を投じて別の生産ラインを増設するため、日立シンガポールと設備購入契約を結んだ。同生産ラインは、大型スクリーン用ブラウン管とプラズマ・ユニットを増設する計画にコンバインされる。このためさらに240クロー(US$5427万)が投資される。ブラウン管の年間製造能力は最終的に1600万ユニットに拡張される。
HotlineのV N Masaldan重役(MD)は「我々は向こう2年間の市場動向を見通した後、以上の拡張を決めた」と語った。Hotline CPT LtdのD C Mathur重役(財務担当MD補)によると、必要経費は内部資金と借入により賄うが、内部資金が大きな部分を占めると言う。
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