2004-12-15 ArtNo.34712
◆Zydus、豪企業Mayneと抗癌剤製造合弁覚書
【ニューデリー】グジャラート州アーマダバード拠点のヘルスケア製品会社Zydus Cadila グループ(ZCG)は、オーストラリアの製薬会社Mayne Group Ltd(MGL)と、抗癌製剤及び薬理活性原末(API: Active Pharmaceutical Ingredients)の製造施設をインドに設ける合弁覚書を交換した。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインとザ・ヒンドゥーが12月13/14日ZCGの発表を引用し報じたところによると、MGLはZCGと戦略提携することにより、その製造能力を多角化し、主要市場における特許権の失効に対応するとともに、将来の製造能力拡大需要に応じることができる。これに対してZCGは腫瘍治療用注射薬やその他の国際市場向け専門薬の製造・マーケッティング領域における優れた経歴を有するパートナーを得ることになる。
MGLのStuart James重役(MD/CEO)によると、今回の提携により高品質・低コストな細胞障害治療薬(抗癌剤)製造施設やフレンドリーな製造環境にアクセスできるようになる。同社はこうした機会を十分に活用するため戦略に検討を加えると言う。
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