【ハイデラバード】Andhra Pradesh Generation Corporation(APGenco)は、アンドラプラデシュ州Vemagiri及びShankarapalliに、それぞれ各1400MW(メガワット)のガス火力発電施設を建設する。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが12月13日伝えたところによると、APGenco幹部は12日アンドラプラデシュ州のDr. Y. S. Rajasekhara Reddy首席大臣に以上の報告を行った。それによると、Reliance Industries Ltd(RIL)は2008年までにKrishna-Godavari D-6鉱区から日量1400万立米のガスを両発電プロジェクトに供給することを申し出た。APGencoはRILと天然ガスの供給に関わる秘密保持契約(confidentiality agreement)と覚書を取り交わす方針だ。
APGencoはまたBhoopalapalliに500MWの発電所を設ける計画で、同プロジェクトにはSingareni Collieries Company Ltdが燃料の石炭を供給する他、農村電化公社(REC:Rural Electrification Corporation)が融資を原則的に認めており、最終認可も間もなく下りる。2005年3月までの着工が目指されている。
Rayalaseema Thermal Power Project第2期事業の各200MWのユニット2基は2006年3月と同年7月までに、それぞれ完成する。
この他、Pochampad Hydro Electric Scheme第2期事業は2006年12月までに稼働、Vijayawada Thermal Power Station第4期事業の価格入札は2005年2月第1週までに募集される。Jurala Hydro Electric Stationの各39MWの発電機6基の工事は順調に進捗しており、2007年3月までに最初の1基が稼働する。
首席大臣は、席上Nagarjunasagar Tail Pond Dam事業を早急に着工するよう督励した。これに対してAPGencoは、「中央水資源委員会(CWC:Central Water Commission)が既にダムの設計を承認しており、2005年3月までに着工できる」との見通しを示した。また48MWのPranahita Hydro Electric Station計画の代替地は既に決まり、詳細プロジェクト・レポートが目下準備されていると言う。