【コルカタ/ニューデリー】Oil and Natural Gas Corporation(ONGC)は、Infrastructure Leasing and Financial Services(ILFS)及びトリプラ電力開発公社(TPDC:Tripura Power Development Corporation)と共同で、3500クロー(US$7.915億)を投資、トリプラ州の州都Agartalaから50キロのUdaipur県に750MW(メガワット)の発電施設を設ける方針を決めた。
インディアン・エクスプレス、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ザ・ヒンドゥーが12月6/7日伝えたところによると、廃熱を利用した複合サイクル発電施設の建設は東北諸州における過去最大の投資計画になる。
当初はSonamuraに発電所を設けるはずだったが、バングラデシュの国境に隣接しているため、金融機関サイドから懸念が表明され、Udaipur県に変更された。州政府は同県Palatanaの175haの土地を提供することを認めている。加えて同地向かいの50エーカーの土地も必要に応じて利用できる。
現在、トリプラ州では日量およそ140万立米のガスが生産されているが、これは採掘可能な資源の3分の1に過ぎない。ONGCはこのため400クロー(US$9046万)を投じ、ガスの日産能力を170万立米から2007年までに450万立米に拡大、またパイプラインを敷設し、新発電所にガスを供給する。州内で生産されたガスの90%は発電所に供給されることになると言う。