SEAnews 2004-12-10 ArtNo.34678

【チェンナイ】法廷がGestetner Indiaとの合併を認めた今、Ricoh India Limitedは、Xeroxに対抗することが可能になった｡
ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ザ・ヒンドゥーが12月8日伝えたところによると、インド及びアジア太平洋地域を担当するリコーのフクダ・ノリフミ国際ビジネス主任は7日、一連のデジタル事務機新製品を紹介した後、以上の見通しを語った。同氏によると、インドの複写機市場は目覚ましい成長を遂げており、取り分け金融機関、保険会社、法人市場の成長の潜在性は大きい。
リコーは現在オフィス自動化機器市場の20％のシェアを占め、同市場の34％のシェアを握るゼロックスに次ぎ2位にランクされている。Ricoh Indiaは向こう3年間にトップの座を目指す。Ricoh Indiaの営業額は、合併に伴い現在の150クロー(US$3392万)から2007年までに2倍に拡大するものと予想される。また市場シェアは現在の22％から3年内に30％に拡大する見通しだ｡
Ricoh Indiaは西ベンガル州Kolkataとグジャラート州Gandhinagarに製造拠点を有する。コルカタ工場ではローエンド・コピア製品を、ガンディナガル工場ではアクセサリーを、それぞれ生産している。
Ricoh IndiaのMarc Shiratori副社長によると、同社はチャンネル・パートナーを増やすとともに、今年はプロモーション・キャンペーンに4－5クロー(US$90万-113万)を投資する計画だ。
Ricoh Indiaがこの日お披露目した製品には、解像度1200ｄｐｉのスキャナー、アンチ・サンレイ／防水機能付きカラー・プリンターが含まれる。