SEAnews 1995-10-09 ArtNo.3467

【クアラルンプル】サラワク州拠点の工業／商業用ガス製造会社イースタン・オキシジェンBhdは証券委員会及び通産省からクアラルンプル証取(KLSE)2部上場を認められた。
溶接機器の流通も手掛ける同社は土地付き不動産の資産評価後、7：1の比率で特別配当株861万株を発行、更に3：5の比率で634万株の株主割り当てを発行する。その後増資後の総発行株式の10％に相当する額面1Ｍドルの新株180万株を1株2Ｍドルで公開、同時に既存株主には別に総発行株式の5.5％に相当する99万株をやはり1株2Ｍドルでオファーする。この結果同社の払込資本は1800万Ｍドルに拡大され、主要株主のマレーシアン・オキシジェンBhdの持ち株比率は現在の34％から27％に縮小する。同社は株主割り当て及び公募により調達する1057万Ｍドルの内、380万Ｍドルは銀行借り入れの返済に、480万Ｍドルは新工場の建設に、25万Ｍドルは既存工場の移転費に、102万Ｍドルは運転資金に、70万Ｍドルは上場費用に充当する。(MBT:10/7)