2004-12-08 ArtNo.34661
◆フィリップス、ハードウェア・デザイン・センター設置計画
【バンガロール】Philips Semiconductors India(PSI)は、カルナタカ州Bangaloreのソフトウェア・デザイン・コンピテンス・センター内にハードウェア・デザイン・グループ(HDG)を設ける可能性を検討している。
エコノミック・タイムズ、ビジネス・スタンダード、ザ・ヒンドゥー、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、インディアン・エクスプレスが12月4/6日、伝えたところによると、バンガロールのPhilips Innovationキャンパスを拠点にするPSIは、1996年からインドにおける業務を開始、それ以来SoC(software-on-chip)デザイン/組み込みソフト開発/ソフトウェア・デザイン領域のコンピテンシーを培って来た。
PSIのRene Penning de Vries技術主任(CTO)はこのほど記者会見し、以上の消息を語った。それによると、総合的なシステム・ソリューションを顧客に提供する計画の一環として、バンガロールにHDGを設け、IP(Intellectual Property)ライブラリーの制作も手掛ける。
PSIは現在バンガロールに400人のスタッフを擁するが、2-3年内に2倍に増員する。追加されるスタッフの半ば以上はハードウェア開発グループに加わる。
半導体業界は、これまでムーアの法則(Moore's Law)通り、より小さなシリコン上により大きなトランジスタを集積して来た。しかし消費者用電子産業は今やムーアの法則以上の集積度を実現することを期待している。同社はこうした期待に応じ、ソフトウェア、ハードウェア、IPクリエーション、システム統合等を包括する総合的なシステムソリューションを提供していると言う。
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