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2004-12-06 ArtNo.34653
◆ONGC、独自の送電網構築目指し入札準備
【コルカタ】国営石油ガス探査開発会社Oil and Natural Gas Corporation Ltd (ONGC)は、沖合や陸上に設けた探査/掘削装置(rig)をカバーする送電網を構築するため入札を募集する。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが12月2日伝えたところによると、これらのリグは合計800-900MW(メガワット)のガス・ベースのキャプティブ発電能力を備える。ONGCはまたほぼ250MWの余剰電力を販売するため、Power Trading Corporation (PTC)と提携交渉を進めている。
この他、ONGCはトリプラ州Sonamuraにガス・ベースの発電所を設けるため、発電機機サプライヤーと交渉を進めている。ONGCのSubir Raha会長兼MDによると、当初750MWの発電施設を設けることを計画、そのコストを3500クロー(US$7.91億)前後と見積もったが、山岳地帯に機械・設備を輸送する困難を配慮する必要が生じた。電力設備そのものは規模が大きいほど経済性を増すが、輸送上の困難を配慮し、最適なサイズを決める必要がある。ONGCは、Infrastructure Leasing and Finance Corporation(ILFC)やトリプラ州電力開発公社(Tripura State Power Development Corporation)と新会社を組織し、プロジェクトを進める計画で、中央政府の認可は既に得ている。
デカン・ヘラルドが3日伝えたところでは、ONGCはPTCと手を組み、ガス及び風力を利用した電力の商業生産に乗り出すことを計画している。同社は送電網の入札を準備する一方、情報技術(IT)メジャーと各種ソフトウェア・ソリューションに関して協議していると言う。
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