2004-12-06 ArtNo.34645
◆Hero、Apriliaブランド販売計画に再検討
【ムンバイ】Piaggioが最近Apriliaを買収したのに伴い、地元二輪車メーカーHero Motorsは、Apriliaブランドの販売計画に再検討を加えている。
エコノミック・タイムズが12月3日報じたところによると、Hero Motors傘下の納入業者らはAprilia製品コンポーネントの開発活動を停止するよう既に指示されたと言う。
両社はApriliaレーンジのスクーター及びモーターサイクルをインド国内で製造/マーケッティングする技術協定を結んだ。Hero Motorsはウッタルプラデシュ州Ghaziabadに135クロー(US$3053万)を投じて新工場を建設、共同ブランドの自動変速スクーターを今年内にも発売する予定だった。Hero Motorsは技術提携にとどまらず、Apriliaの出資を受け入れることも検討していた。
Hero MotorsはApriliaとの提携の下、モータースクーター2モデル、125ccモーターサイクル1モデルを製造、また専門店を設け125-1000ccのハイエンドなApriliaレーンジのスクーターやモータースクーターを輸入販売するはずだった。
アナリストらは、PiaggioがApriliaを買収したのに伴い、Apriliaレーンジの製品の販売は今後Piaggioが手掛けることになるものと見ている。
Hero Motors筋は「Apriliaのためにエンジンやパーツを輸出し、デザイン・サービスを手掛ける計画に見直しを加えている」と語った。
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