2004-12-06 ArtNo.34643
◆Asahi India、US$1.3億投じ新ガラス工場建設
【ニューデリー】Asahi India Glass Ltd(AIG)は、ウタランチャル州Roorkeeに600クロー(US$1.357億)を投じ、単一のものとしては最大規模の総合的ガラス工場を建設する。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインとザ・ヒンドゥーが12月4日報じたところによると、AIGは3日、以上のステートメントを発表した。AIG取締役会はこの日の会議で関係投資計画を原則的に承認した。AIGのSanjay Labroo重役(MD兼CEO)によると、必要経費は内部資金と借入で賄う。工場は2006年末までに完成、反射ガラス(reflective glass)/ミラー/自動車用安全ガラス等を含む付加価値製品を製造する。この内フロート・ガラスの日産能力は700トン。マハラシュトラ州Talojaに設けたフロート・ガラス工場の稼働率は目下113%に達している。
AIGは50クロー(US$1131万)を投じハリヤナ州/タミールナド州Chennai/Talojaにアーキテクチュアル・プロセッシング・ユニットを増設中で、最近、チェンナイ工場の自動車ガラス・ユニットも稼働させた。現在AIGの売上の55%は自動車ガラス、43%はフロート・ガラスで占められている。自動車ガラスとフロート・ガラス部門は共に短期的に良好な成長が望め、自動車ガラス・セグメントは少なくとも年率11%の成長が予想される。フロート・ガラスの成長の潜在性も極めて大きい。
AIGは最近、マーケッティング子会社AIS Glass Solutionsを設立した。AIGは同子会社に76%出資、残りの26%は従業員持ち株制度(ESOP)を通じて従業員が保持する。AIGの今会計年度売上は700クロー(US$1.583億)と見込まれ、向こう5年間も年率20%以上の成長が予想される。同5年間にはマージンの改善も見込まれる。
AIGは国内自動車ガラス市場の85%のシェアを占め、ガラス市場全体のシェアも21%に達する。AIGには旭硝子が22%、地元のLabroo一族が22%、Maruti Udyog Ltdが11%、それぞれ出資していると言う。
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