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2004-12-03 ArtNo.34627
◆インド／ASEAN、“域内貿易投資地域”創設で合意
【ビエンチャン】インドと東南アジア諸国連合(ASEAN)は、『域内貿易投資地域(RTIA:Regional Trade and Investment Area)』を創設し、域内における外国直接投資(FDI)、通貨・金融協力、アジア債市場(Asian bond market)の育成を促進することで合意した。
エコノミック・タイムズ、ビジネス・スタンダード、デカン・ヘラルドが12月1日報じたところによると、インドとASEAN10ヵ国の首脳は11月30日、『平和・進歩・共栄のためのASEANインド・パートナーシップ(Asean-India partnership for peace, progress and shared prosperity)』に調印した｡ＲＴＩＡはASEANインド・パートナーシップを実現するための行動計画の1つで、特にインフラストラクチャー・交通網の開発やガス関連事業領域の協力に照準を合わせる。
インフラ事業協力に関しては、インド／ミャンマー／タイ三国ハイウェイ計画の加速、三国ハイウェイのラオス及びカンボジアへの延長、域内航空網の強化が目指される。
インドとASEANメンバー諸国は、投資の促進と二重課税防止に関わる二国間協定を締結するため必要な措置を講じる。
また、評価手続きの互換性を高める狙いから各国の全国標準適合性機関(national standards and conformity bodies)や技術監督機関(technical regulators)の連絡網を構築する。
行動計画はこの他、域内資本市場の育成、金融制度の健全化、通貨・金融協力、商品・サービス貿易・投資の促進、貿易障壁の点検、原産地証明や輸出入検査のオンライン化等の目標を掲げている。
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