2004-12-01 ArtNo.34620
◆ポンディシェリー、全国のハードウェア・キャピタルに
【チェンナイ】主要なコンピューター・メーカーが組み立てラインを設け、今後さらに多くの投資が予想される中で、ポンディシェリー連邦直轄区がインドのハードウェア・キャピタルに生まれ変わろうとしている。
エコノミック・タイムズが11月29日、インド産業連盟(CII)南部地区オフィスのレポートを引用し報じたところによると、ポンディシェリーにおけるハードウェア製造施設に対する累積投資額は2810.44クロー(US$6.186億)。HCL Infosystems/Acer India/IBM/Samtel India等の主要コンピューター・メーカーが既に製造施設を設けている他、60社余りの小規模プレーヤーも拠点を設けている。
これまに5クロー(US$110万)を投じ年間3500ユニットの製造施設を設けているAcer Indiaは、10クロー(US$220万)を追加投資し、2005年までに年産能力を1万ユニットに拡大する。HCL Infosystemsも、12クロー(US$264万)を投じ、キャビネット、プリント基板、マザーボード等のコンポーネント製造施設を設けることを計画している。
ポンディシェリーの投資地としての主要な魅力としては、投資家にフレンドリーな政府公務員、低い生活コスト、豊富な熟練労働者、優遇販売税率、5年間の免税待遇等を挙げることができる。
2003-04年のポンディシェリーからのソフトウェア輸出は21.60クロー(US$475万)を記録。目下、10社中7社がソフトウェア輸出に携わっている。
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