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2004-12-01 ArtNo.34617
◆Essar、独自にHazira LNG輸送契約獲得目指す
【ニューデリー】Shellがグジャラート州Haziraに建設する再ガス化ターミナルの液化天然ガス(LNG)輸送契約獲得を目指す地元海運会社のコンソーシアムからのけ者にされたEssar Shipping Ltd(ESL)は外国パートナーと手を組み独自にLNG輸送契約獲得を目指す意向を表明した。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが11月28日報じたところによると、ESLのSanjay Mehta重役(MD)は「エネルギー輸送は中核業務の1つであり、常に関心を寄せている。ESLはHaziraへのLNG輸送を独自に手掛ける能力を備えている。別の地元パートナーと手を結ぶ必要はない」と同紙に語った。
これ以前に海運省はShipping Corporation of India(SCI)/Great Eastern Shipping(GES)/Varun Shippingがコンソーシアム『cryogenic club』を組織してHaziraへのLNG輸送を引き受けるよう提案したが、ESLに言及しなかった。消息筋によると、ESLは製品・原油タンカーを保持し、この方面の経験を有するものの、保冷(cryogenic)タンカーを保持せず、経験もないため、コンソーシアムのリストに加えられなかったものと見られる。
海運省のD.T. Joseph次官が、Hazira LNGターミナルが直面するハードルを除去するため11月24日に召集した会議には、ESLのA.R. Ramakrishnan重役(COO)も出席したが、ESLは海運省に対し、コンソーシアムに加わることなく、HaziraへのLNG輸送を独自に手掛ける強い意向を表明したとされる。
海運総監(DGS:Director General of Shipping)が発したガイドラインは、『LNG海上輸送ビジネスを手掛けることを希望する地元パートナーは、インドの関係法令の下に創設・登記され、1958年商船法(Merchant Shipping Act, 1958)の下にDGSから船舶ライセンスを発行もしくは登録され、健全な財政基盤を有し、5年以上の保冷タンカーの所有・運営もしくは10年以上の炭化水素タンカーの所有・運営の経験を保持する海運会社でなければならない』と規定している。
海運省の提案によれば、インド海運コンソーシアムは、2隻のLNGタンカーをシェルから買い取り、インド籍に転換後、シェルにチャーター、HaziraへのLNG輸送に供する。ちなみにシェルはLNGタンカー20隻以上を所有、世界のLNGタンカー総数の15%以上のシェアを占めている。
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