2004-11-26 ArtNo.34588
◆国営鉄鋼会社2社、海外でコークス用炭採掘合弁準備
【ヴィサカパトナム】国営鉄鋼会社2社Steel Authority of India Ltd (SAIL)とRashtriya Ispat Nigam Ltd (RINL)は、コークス用炭の供給不足を恒久的に解決することを目指して海外の企業と合弁交渉を進めている。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが11月25日伝えたところによると、鉄鋼省のManoranjan次官は24日RINL傘下のVisakhapatnam Steel Plant(VSP)を訪問した際、記者会見し、以上の消息を語った。それによると、公共・民間両部門の鉄鋼会社は何れもコークス用炭の供給不足に直面している。
オーストラリアの石炭供給業者や他の企業は、インド企業と長期契約を結んでいるにも関わらず非常事態条項に基づき、供給をカットしている。このため国営鉄鋼会社2社は海外炭坑の合弁経営を試みている。1チームはカナダに、もう1つのチームはオーストラリアに赴いており、間もなく積極的な結果が得られるものと期待していると言う。
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